1.フルリフォームの予算を500万円以内と決めておく
築年数や建物の坪数、劣化具合によってリフォーム代金もかわってきます。
昔に比べたらインターネットや書籍などで、リフォームの相場や知識が簡単に手に入るようになりました。
それでも、まだ建築やリフォームの知識が少ない方、リフォーム依頼したことがない方にとって
高額になるリフォームは不安と迷いがついてきます。
これから、ご紹介するページではリフォームの知識やリフォーム業者の選び方等について詳しく解説してあります。
Step 1
一戸建てをフルリフォームする場合には、リフォームを依頼するまでの流れとして、下記のようになってきます。
大体のイメージを決める
↓
予算をたてる
↓
リフォーム業者を選ぶ
↓
見積書や図面を作成もらう
リフォーム内容を決めるにあたって、リフォームで優先したいポイントや予算を明確にすることが大事です。
また自治体の助成制度が活用できないかどうか確認しときましょう。
フルリフォームといっても、目的に応じてリフォームの内容が異なってきます。
・耐震補強や基礎の補強を重点的に行うフルリフォーム
・お部屋を増やす・間取りを変える等といった増築や改築が伴う、確認申請を必要とするフルリフォーム
・バリアフリーや設備の向上をはかる性能向上のフルリフォーム
・予算500万円内におさめる、今の家の骨格や構造をなるべく生かすフルリフォーム
また、リフォーム業者の選び方にもポイントがあります。それとリフォーム業者は悪質な業者や、仕事が適当で杜撰な業者も多いです。
予算内でリフォームを成功させるためにも、下記のページをぜひご参考くださいませ。
予算500万円以内で一戸建てを全面フルリフォームする | 高齢者対応のバリアフリーを費用300万円でリフォームする |
フルリフォーム・建て替え中の仮住まい(短期賃貸、貸家) |
総額1000万円リフォームをリフォームローンで借りるには |
戸建てリフォーム業者を選ぶための9のポイント | 悪質訪問販売のリフォーム業者に気を付けたい3つのポイント |
不動産会社のフルリフォーム済みの中古物件は要注意 |
Step 2
外壁がひび割れしてきた、変色してきた、触ると白い粉が付いてしまう場合には、塗り替えの時期がきてるということです。
外壁の点検や補修の目安は3年から5年おきに、外壁塗装は10年おきに行うことです。
また外壁がサイディングの場合には、毎年水洗いなどはおこないましょう。
板張りの場合には、外壁塗装の目安は5年となります。
東京都内では、外壁塗装の業者は沢山あります。
業者によって、対応の仕方、見積もりの金額、アフターフォローも全然違います。
外壁塗装は個人事業で行っている職人さんも多いです。
外壁塗装の見積もりをとる際には、1社だけでなく、3社から4社以上に見積もりをとることは原則です。
また外壁塗装といっしょに、屋根の塗装も行ってもらう場合には注意しましょう。縁切りがされていなく、数年後に雨漏りしてしまうというレベルが低い塗装業者も多いです。
屋根をリフォームする方法として、葺き替え工事かカバー工法工事の2種類があります。
下記ページをご参考くださいませ。
格安の費用で外壁を塗り替えたい、外壁塗装を相場より安くするコツ | 外壁がボロボロ,10年に一度は塗装で綺麗にする |
150万円の費用で古くなった外壁をサイディング工事する |
サッシ、窓のリフォームする際の4つのポイント |
屋根をリフォーム工事する費用はどれぐらいかかるのか | 屋根を葺き替え工事する際の3つのポイント |
Step 3
30年、40年と安心して家に住み続けるためには、
柱や梁、床下の構造上主要な箇所のリフォーム、また壁や筋交いなどの耐震補強が重要です。
建築された年代によって、建物の強度が判断できます。新耐震基準前に建築された物件であれば、筋交いの本数や取り付け型、壁倍率、構造用合板の設置など、耐震基準を満たしていないでしょう。
過去の大地震でも、倒壊してる建物の多くは旧耐震基準の物件です。
また建物を長く維持していくためにも、床下等のメンテナンスや老朽化された箇所のリフォームが必要となってきます。
耐震工事で30年住み続けられる家に改修するには | 建築構造上主要な6か所をチェックしてリフォーム工事する |
建物が傾いている原因とリフォーム工事による解決方法 | 建物倒壊の原因であるシロアリ対策と予防メンテナンス |
Step 4
水回り設備のリフォームは、お金がかかりやすいところですが、1番リフォームしたい箇所として優先順位で高いことが多いです。
システムキッチンなどは、本体価格が数十万円から数百万円かかることもあり、『値段が高い』とため息をつきながらカタログを見る方もいるでしょう。
人気のメーカーから、システムキッチンやトイレ、ユニットバスの商品が販売されています。
毎年、新しいシリーズのモデルが製造されていて、ショールームで直接見ることもできます。
水回りの設備は毎日使うものなので、満足した商品を選んでリフォームしたいところです。
水回りのリフォームを成功させたい3つの箇所 |
100万円の予算で和式トイレを洋式トイレにリフォーム工事 | お風呂工事、ユニットバス工事を費用100万円で成功させる |
自宅に合うシステムキッチンを選ぶ為の3つのポイント |
Step 5
クロス、フローリング、畳の張り替えであれば、安い金額でおこなうことができます。
壁紙や床材が張り替えされているだけでも、お部屋の雰囲気はガラッと変わります。
クロスの壁紙や床材などはホームセンターやインターネットでも購入することができます。
また、6帖あたりの相場もはっきりしてるため、他の箇所に比べたら、床や壁・天井は安心してリフォームの依頼がしやすいです。
安く内装を綺麗にする3つの箇所~クロス・フローリング・畳 | 予算20万円で床フローリングの張替え工事する |
お部屋の壁・天井をクロスに張り替えリフォームする4つのポイント |
リフォーム工事における電気工事・水道や設備工事のすべて |
Step 6
再建築不可物件は築年数が古い建物が多く、建て替えもできません。
そんな条件が悪い建物だからこそ、安く購入することができますが、リフォーム代が高くついてしまうこともあります。
再建築不可物件を購入して、リフォームを検討されてる方は、建物の状態を購入前に十分にチェックしておきましょう。
再建築不可物件をリフォーム前提で安く購入する4つの条件 | 再建築不可の不動産をリノベーションする3つのポイント |
再建築不可物件をリフォームして新築同様にできるのか!? | 再建築不可物件を新築同様にするには新築以上の費用がかかる |
再建築不可物件を買ってフルリフォームする | 再建築不可物件の購入・リフォームのサポート |
築年数や建物の坪数、劣化具合によってリフォーム代金もかわってきます。
大工さん、待ってます。
古家や空き家のリフォーム、再建築不可物件のリフォーム事業
築年数が30年以上たってる一戸建てのリフォーム事業
5年も空き家にしてしまったら古家はボロボロになってしまいます。
だいたい、相続が長引いた等の理由が多いですね。
長期間、空き家にしていると、雨漏りからの壁や床、柱の腐食が起きてあっという間にボロボロになります。
不動産会社が売主物件として、マンションや一戸建てのリノベーション、リフォーム済み物件が多く販売されています。
中古物件の売買が活況なのは良いことですが、新築住宅以上にリフォーム済み物件を購入する場合には注意しなければいけません。
中古物件は新築に比べて売主の保証期間が短いからです。
格安の費用で外壁を塗り替えてもらい、外壁塗装工事をトラブルなく成功させたいものです。
築年数が古くモルタル壁の劣化や浮き、クラックが多い場合には補修工事もしておかないといけません
屋根は床下や外壁と同じぐらいに建物にとって大事な箇所です。
特に旧耐震基準の建物の場合には屋根が重いことがあり、軽量材の屋根に葺き替え工事することで耐震性をあげることができます。
良い一戸建てのフルリフォーム業者を探すことは簡単ではありません。
ただのフローリング張り替え工事やトイレの交換工事、塗装業者を探すだけなら簡単です。
チラシやリフォーム本、インターネットでも探すことができます。リフォーム業者の見積もり比較がしやすく、安い業者や対応が良い業者の判断がつきやすいです。
リフォーム工事とは大工工事や水回り工事・内装工事だけではありません。電気工事や水道工事、配管工事の予算を見落としてしまわないようにしましょう。
フルリフォームや新築時だけでなく、水回り設備のリフォームや間取り変更などの際にも電気工事や水道・配管工事が必要になってきます。
2015年10月に大手不動産会社が販売した横浜市都筑区のマンションの傾き問題が世間をにぎわかせました。
2006年当時に販売された大型マンションです。
住民が建物の異変に気が付いたのは2014年11月でした。隣の棟への渡り廊下の手すりが約2.4cmずれてることに気づき、管理組合へ報告したことでが事の発端です。
クロスを張り替えただけで、お部屋は新築のように綺麗になります。
タバコや煙などで変色してしまった壁、カビや埃など長年蓄積された汚れ、傷や剥がれが目立つようになれば張り替えのサインです。
6年から8年ごとにクロスを張り替えるのが一般的です。