1.クロスに張り替えリフォームする4つのポイント
クロスを張り替えただけで、お部屋は新築のように綺麗になります。
タバコや煙などで変色してしまった壁、カビや埃など長年蓄積された汚れ、傷や剥がれが目立つようになれば張り替えのサインです。
6年から8年ごとにクロスを張り替えるのが一般的です。
クロスを張り替えるだけであれば、他のリフォーム工事に比べて安くできます。
クロス工事は大工工事がないため、クリーニング業者や便利屋の方が安く仕事をしてくれることが多いです。
また張り替え作業の時間が取れる方は、自分でクロスの張り替え作業を行う方もいます。
ホームセンターやインターネットでクロスを安く購入できるのです。
1−1.壁
玄関や廊下、お部屋(寝室やリビング)、トイレ・洗面所・キッチン、階段などクロス全面張り替え作業を行います。
白色のクロスの張り替え依頼が多いですが、新品のクロスに張り替えただけでお部屋の空気を一新させてくれます。
またクロスにはカビやダニなどが繁殖しますので、健康のためにも清掃だけでなく数年おきに張り替えをしたいところです。
1−2.天井
壁と天井を同じクロス全面に貼る場合もありますが、天井は天井向けデザインのクロスや別カラーのクロスにしてアクセントをつけたいところです。
基本は床・壁・天井と順番に明るくしていきます。
天井が明るいと圧迫感が少なく感じられます。
ただし、落ち着いた雰囲気のお部屋にしたい場合には、天井のカラーを暗くするのもありでしょう。
1−3.クロスの張り替え費用
クロスの張り替え作業だけで済む場合には、量産されてるお安いクロスですと平米当たり1000円から1500円で張り替えてくれる業者も増えています。
6帖の壁や天井のクロスを張り替えるとなると、45平米から50平米の壁天井面積がありますので、張り替え費用の相場として5万円から6万円前後となります。
30坪の一戸建て住宅の場合には、壁・天井の全面張り替えをしたら60万円から65万円前後かかってきます。
劣化が多い壁や古家の場合には、壁の穴の補修や下地処理など別途かかることがあります。
築年数が30年以上経ってる場合には、クリーニング業者や便利屋では手におえません。
プラスターボード(石膏ボード)がボロボロになってしまってるお家の場合には解体処分費、新たに下地材の費用がかかってきます。
一戸建ての壁前面の下地材の交換が必要なってくると、産業廃棄物処分代は思った以上にかかるものです。
1−4.繊維壁や砂壁、漆喰壁からクロスにリフォーム工事
ポロポロ落ちてくる砂壁や古くなってカビや汚れだらけとなった漆喰壁をクロスに変更する場合にも、下地工事が必要となってきます。
繊維壁や漆喰壁の上にベニヤや石膏ボードを貼るか、全面パテ処理をしてクロスを張るのが業者が張り替える時の方法です。
砂壁を全部落として下地処理をする為、クロスの張り替え作業に比べて日数を要します。
下地作業に日数を要する為、リフォーム代は高くなります。
2.クロスの素材やインテリア
新築住宅や賃貸物件では無難な色合いやデザインの壁紙となっています。
リフォームでは、あえて壁にアクセントをつけたり、お部屋によって壁紙を変えてみる、壁一面だけグレー等の色に変えてモダンな雰囲気にする等
楽しんでみても良いかと思います。
数年おきに貼り換えをするのであればインテリアの雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか。
2−1.多様な商品がある
機能性があるクロスが増えています。お部屋やライフスタイルに応じて壁紙が選べます。
日常的なメンテナンスをしていても、水回りは湿気などの影響もあって壁紙の劣化が早いです。
水まわりの壁や天井には耐水性、耐久性がある壁紙をはりましょう。
自然素材の壁紙はお子様がいるご家庭から人気です。
- ペットがいる家庭向けの抗アレルゲン壁紙
- 水回りに最適の汚れやつきづらい壁紙
- 消臭性やマイナスイオン効果がある壁紙
- プロジェクタースクリーンがなくても映画が観れる壁紙
- 蓄光効果があって子供部屋に最適の壁紙
- 健康志向の方におすすめ、自然素材・天然素材の壁紙
2−2.デザインのバリエーションが豊富のクロス
室内の雰囲気をかえるならば、自分の家やお部屋に合ったクロスを選んでみましょう。
色や柄、デザイン、輸入壁紙など国内メーカーからオリジナルデザインの商品、海外商品まで多様化されています。
和室には京壁クロスや和風クロスなども似合います。
- 無地
- 木目調
- 和風
- 石目調
- 織物調
3.DIYで壁のリフォームを自分でやってみる
自分でクロスや塗り壁に挑戦する方は多いです。
大工工事ではないので、大工工具がなくても、ホームセンターでちょっとした商品を購入するだけで張り替え作業ができます。
ホームセンターだけでなく、インターネットでも張り替え作業用の道具がセットで購入できます。
天井や廊下等は一人で作業するのは大変です。数日間、家族や兄弟で共同作業ができるのならば、壁のリフォームを自分でやってみてはいかがでしょうか。
仕上がりが100%いかなくても満足できる結果になるはずです。
3−1.クロスの張り替え
古いクロスを剥がさないといけません。剥がす時は裏紙までしっかりと剥がしましょう。
この剥がす作業が一番時間がかかります。
特に汚れや劣化が酷い壁紙、長い間張り替えてなかった壁紙を剥がすのは時間と苦労を要します。
無理をして下地材までぼこぼこにしないように気を付けましょう。
3−2.塗り壁に挑戦してみる
ホームセンターなどでも『漆喰うま~くヌレール』などの商品も出ています。
壁の汚れや埃を清掃してから、養生やマスキングした後にシーラーを塗って下塗り、二度塗りをしていきます。
クロスの張り替え作業に比べて、コテの扱い方や体力に苦労します。
DIYで塗り壁に挑戦した方はアク止めをしっかりしておけばよかった、漆喰の量が足りなかった等の感想が多いですね。
家族や子供と一緒に塗り壁をしていく時間は大切な思い出づくりにもなります。
3−3.壁紙のメンテナンス
壁紙を日常的にお手入れしましょう。
一般的なビニール壁紙は手垢や汚れはつきやすいものです。
薄めた中性洗剤をタオルやスポンジにつけて汚れやシミに押し当てます。そして水やお湯で洗剤をふき取って、最後にからぶきして下さい。
強くこすぎすぎると、壁紙にダメージを与える事、傷つけてしまう原因になりますので気を付けましょう。
基本的なことですが、煙やタバコは壁紙を変色させる原因です。換気を行いましょう。
また高温や熱風、また壁紙に粘着テープをはったりすると変形や変色の原因となります。
一部壁紙が毀損した場合には、壁紙の色にあったコークボンドや補修ボンドで目立たなくさせることはできます。
ホームセンターやインターネットで数百円出売ってる商品で対応できます。
まとめ
広い住宅や一戸建ての壁紙を全面張り替える、既存の繊維壁や砂壁をクロス工事するとなると
DIYで対応することはむずかしいです。
一戸建て、マンションの壁や天井の全面リフォームでしたら当社までご相談下さいませ。