お部屋探しをしてるときに不動産会社に対して『いい加減な不動産会社だなぁ~』と思ったことがある方は、多くいると思います。
実際、仕事が適当である不動産会社、対応が悪い不動産会社、悪質な不動産会社は多いです。
そのような不動産会社を避けて、対応が良い不動産会社、仕事が出来る不動産会社を見つけましょう。
自分にとってビビビッとくるような気に入る賃貸物件に入居するためにも、不動産会社の選び方は重要になってくるのです。
お部屋探しをお願いした時、内見させてもらった時、「不動産会社ってこんなに適当なの?」と不安になってしまった方・・・すぐに不動産会社を変えてください。不動産会社は沢山あります。
また、お部屋探しをお願いしてる最中にこんな疑問がわいてくるかもしれません。
- オトリ物件だったのだろうか? 昨日問い合わせした時はあったのに…
- 初期費用は安くしてくれるのだろうか?
- 家賃交渉はしてくれるだろうか?
- もっと物件を探してくれないだろうか?
適当な不動産会社、駄目な不動産会社をできるだけ避けることでお部屋探しはうまくいくはずです。
仕事が出来る営業マンはお客さんの為に沢山の物件を探して紹介してくれて、また家賃交渉や初期費用の交渉を言わずとも行ってくれます。
こちらのページでは、仕事が出来る不動産会社の選び方のポイントをお伝えします。お部屋探しを失敗しないように、ぜひご参考くださいませ。
1.不動産会社を選ぶ上で9つのポイント
地場の不動産会社、駅前にある不動産会社、大手賃貸不動産会社、インターネットに特化してる不動産会社、自社管理物件を多く持っている不動産会社など、
賃貸業務をおこなっている不動産会社は沢山ありますがその中でも上記のように系統は分かれています。
どの系統に属している不動産会社なのか一般のお客さんが見極めるのは難しいため、物件探しをする時は複数の不動産会社にお願いしておいた方が良いです。
また社歴が浅い不動産会社の一部には、悪質な不動産会社、お客さんに対して適当な対応ばかりする不動産会社が存在します。
そのような不動産会社を避けるために、物件探しをする時には下記の9つのポイントを理解しておいてください。
1-1. 3件から4件まとめて内見させてもらう
賃貸物件は3件から4件まとめて内見させてもらいましょう。
不動産会社は物件をさがしてる方の為に、お客さんの条件に合った物件を紹介する義務があります。
問い合わせした物件だけでなく、類似物件や条件に合う物件も紹介してもらいましょう。
1日で物件を3件から4件内見するとなると、車でまわってもらったとして、内見時間は3時間から4時間位かかります。
賃貸物件を決めるまでの内見数は平均的に3件から5件ですが、賃貸物件を決めるまで10件以上内見されるという方もいらっしゃいます。
入居後に後悔しないためにも、まとめて物件を内見させてくれる不動産会社を選びましょう。
1-2.自社物件しか紹介してこない地場の不動産会社もある
自社物件しか紹介してこない地場の不動産会社もあります。
地元の地主さんとのコネクションがあり、審査も難しくなく、すぐに入居の手続きをとってくれます。
但し、自社管理物件でも仲介手数料100%請求してくる地場の管理会社もあるため、そうなると借り手にとってメリットはありません。
地場の不動産会社の特徴として、ご年配の方が一人か二人で営業してる会社が多いです。
他社管理物件はあまり紹介してくれない為、気に入った物件が無ければ、すぐに他社に行ったほうがよいです。
1-3.悪質不動産会社は本当にある・・・
賃貸の業界では、悪質な不動産会社が多いです。
不動産会社の営業マンの中にはお客さんに対して横暴な対応をする方もいて、「こんな対応をする不動産会社って本当にあるんだ」と不安になった人もいらっしゃるかと思います。
下記の点が幾つも該当していると、悪質不動産会社の可能性が高いです。
- カウンターでもらった賃貸図面に記載されてる礼金と、他社のHPに掲載されてる礼金が違う
- 申込みを急かしてくる、申込金を請求してくる(繁忙期を除く)
- 不動産会社に行ったら、すでに問い合わせした物件は終了していて、別の物件を紹介してくる
- 鍵の場所を教えてくれるが、物件の案内をしてくれない。(飛ばし行為とよばれています)
- 退去時の原状回復費用が高い。6年以上住んだのに張り替え費用を請求してくる
悪質不動産会社となると、業界内でも悪評がたっており、2chやインターネットの掲示板などに口コミが書かれてることが多いです。
なるべく、悪質不動産会社が紹介してくる物件、管理してる物件は避けたいところです。
1-4.オトリ物件や客寄せ物件にひっかからないこと
オトリ物件とは存在しない物件や終了済みの物件のことです。
それらのオトリ物件をネットに掲載して、問い合わせしてきたお客さんをお店に呼ぶ悪質業者はまだいるのです。
繁忙期や閑散期にかかわらず、オトリ物件は不動産ポータルサイトに掲載されています。
問い合わせた当日に案内が可能かどうか、確認してからお店に行くようにしましょう。また物件に申し込みが入ってしまった際には、すぐに連絡をしてもらうようにしましょう。
相場よりはるかに家賃が安い物件や、初期費用が安い物件をオトリ物件として掲載してる業者がいるのです。
1-5.仲介手数料や礼金の交渉は営業マンの仕事
仲介手数料や礼金を下げられるかどうかの交渉は担当してくれる営業マンの仕事です。
物件によってADがついており、仲介手数料や礼金を無料にすることは簡単だったりします。下記のページをご参考くださいませ。
知っておきたい不動産賃貸業界の仲介手数料の裏話【広告料/AD】
また、その他にも、家賃の発生日をおくらせてもらったり、フリーレントの期間をもうけてもらうことで、借主の負担を少なくすることができます。
借主の為にプラスになるように一生懸命動いてくれれば、担当してくれた営業マンに次の引っ越しの時にもお願いしたくなるものです。
1-6.お部屋探しをする時は家賃や初期費用の交渉は必須
お部屋探しをする時には礼金や仲介手数料だけでなく、家賃の値下げやその他の雑費のカットの交渉もするべきです。
どの物件を申し込むにしても家賃の値下げ交渉はしてもらいましょう。大手管理会社の物件だと値下げ交渉は通りづらいですが、空室期間が長い物件や個人家主の物件は値下げ交渉が成功しやすいです。
初期費用の交渉として、鍵交換代(任意)やその他使用用途が納得できないもの(事務手数料やサービス料)はカットしてもらうことができます。
1-7.ネットやHP広告に力を入れている不動産会社の営業マン
自社サイトやインターネットの物件広告に力を入れている不動産会社の営業マンは物件情報の知識が多いです。
地場の不動産会社や管理メインの不動産会社に比べて、仲介業メインで利益をあげています。
常に沢山の物件の空室確認をとって、お客さんに沢山の物件を紹介しているので、沢山の物件の名前や特徴を憶えているのです。
都心エリアで賃貸物件を探しているお客さんにとって、物件情報の知識が多い営業マンは非常に頼りになります。
営業マンが下記のように自分の言葉でお客さんに提案を色々をしてくれると、お客さんも内見してみたくなります。
出来る営業マンとは図面には載っていない情報をもっているものです。
『◯◯の物件は周辺環境が良く、住み心地は良いです』
『△△の物件は環七沿いに建っているが、二重サッシで音はさほど気にならず、見晴らしも良かったです・・・』
1-8.営業マンは誠実であること
賃貸の営業マンはチャラいといわれる営業マンが多く、誠実とは程遠い言動をとってる営業マンもいます。
賃貸会社は元気で明るく若い子を採用する方針の会社が多いため、宅建の資格を所有していなかったり、不動産の知識が低い営業マンが多いのです。
売買と違って、賃貸業では不動産の知識を求められることが少ないからでしょう。
そうだとしても、借主にとって、条件に合う物件を沢山頑張って探してくれて、家賃や初期費用の交渉を行ってくれて、借主の立場を理解して物件情報を提案してくれる営業マンであれば嬉しいですね。
自己の利益を追求して、すぐに申込みを急かしてくる営業マンが多いんですよね(^_^;)
1-9.タワーマンションやデザイナーズ物件を探すとき
タワーマンションの賃貸物件やデザイナーズの賃貸物件を探すときには、専門の不動産会社に依頼したほうが良いです。
タワーマンションの内見手配はお部屋ごとに鍵の手配をしなければいけなく、内見の段取りがややこしいため、そこら辺の賃貸会社ではスムーズに対応できないことが多いです。
タワーマンションの物件情報に乏しい営業マンも多く、内見手配の段取りもうまく組めない営業マンには、がっかりするかもしれません。
下記のページもご参考くださいませ。
さいごに
お部屋探しをするときに肝心なのが、お部屋探しをしっかりとサポートしてくれる不動産会社を選べるかどうかです。
また、不動産会社の担当者によって、お部屋探しがうまくいくかどうか左右してきます。
担当の営業マンが頼りにならないなぁ~と思ったら、他の不動産会社に変えてしまいましょう。