1.リフォームローンを組む
リフォーム会社でリフォームローンを取り扱ってない会社もあります。
リフォーム工事であれば100万円から200万円で工事できることもあり、現金で支払う方が多いからです。
ただし、このご時世ですから金利が安いのなら手元や家庭にキャッシュを残しておいた方が良い場合もあります。
銀行や信販会社では、住宅ローンだけでなくリフォームローンの商品を取扱いしています。
また建て替えでなく、一戸建ての大規模なリフォームやフルリフォームとなると500万円から1500万円のリフォーム代金がかかります。
500万円超のリフォームローンを組むとなると、普段から自己資金を多く用意しておくか、銀行系のリフォームローンを組まないと難しいです。
何故かと言いますと、信販会社のリフォームローンは融資上限が500万円の場合もあります。
住宅ローンの場合にはローンを組む際に不動産を担保としますが、リフォームローンは抵当権設定などの担保が不要です。
但し、条件の変更や審査内容にともない、連帯保証人や担保を求められる場合があります。
1−1.アプラス
アプラスではリフォームローンの利用にあたって、300万円までの融資上限金額があります。
銀行のリフォームローンに比べて金利が高い為、他のリフォームローンで満額下りなかった場合に
併せてアプラスのリフォームローンを利用する場合があります。
- 実質年率:5.15%~14.40%
- 融資金額:10万円以上500万円以内
- 返済期間:6ヶ月~15年
- 申込資格:20歳以上65歳未満で安定収入のある方
- 保証人の有無:不要
300万円のリフォーム代金を金利7.2%、7年84回払いで返済する場合
- 融資希望額:300万円
- 返済期間:84ヶ月(7年)
- ボーナス返済:なし
- 金利:7.2%
- 返済方法:元利均等返済
- 元金:300万円
- 利息:828,040円
- 総返済額:3,828,040円
1−2.オリコ
オリコでは500万円までの融資上限金額があります。銀行のリフォームローンよりも金利は高いです。
但し、リフォーム会社によっては、オリコでも安い金利でリフォームローンを借りれる場合があります。
融資期間の長さも銀行に負けていません。最長15年の申込が可能です。また団体信用生命保険が無料でついてきます。
居住用物件が対象となります。
- 実質年率:3.15%
- 融資金額:10万円以上500万円以内
- 返済期間:3ヶ月~15年
- 申込資格:20歳以上65歳未満で安定収入のある方
- 保証人の有無:不要
500万円のリフォーム代金を金利3.15%、120回払いで返済する場合
- 融資希望額:500万円
- 返済期間:120ヶ月(10年)
- ボーナス返済:なし
- 金利:3.15%
- 返済方法:元利均等返済
- 元金:500万円
- 利息:835,281円
- 総返済額:5,835,281円
1−3.ジャックス
ジャックスでは500万円までの融資上限金額があります。
融資期間の長さも銀行に負けていません。最長15年の申込が可能です。団体信用生命保険がつきます。
リビングプラン、ニューリビングプラン(初年度は家計負担を減らす為、支払い金額を手数料だけにするプラン)などプランを選べます。
WEB審査の申し込みもお手軽にできます。
- 実質年率:3.4%
- 融資金額:20万円以上500万円以内
- 返済期間:6ヶ月~15年(リフォーム金額100万円未満の場合最長7年)
- 申込資格:ローン申し込み時18歳以上、満70歳未満の方で支払完了時
- 保証人の有無:不要
500万円のリフォーム代金を金利3.15%、180回払いで返済する場合
- 融資希望額:500万円
- 返済期間:180ヶ月(15年)
- ボーナス返済:なし
- 金利:3.4%
- 返済方法:元利均等返済
- 元金:500万円
- 利息:1,389,836円
- 総返済額:6,389,836円
2.銀行でリフォームローンを組む
500万円を超えるリフォームローンを組むには銀行のローンでないと難しいです。
銀行によって500万円から1500万円など融資上限額がことなってきます。またすでに銀行で住宅ローンを組んでいる場合には
その銀行でリフォームローンを組んだ方が優遇を受けられる場合がございます。
2−1.みずほ銀行
変動金利方式と固定金利方式が選べます。団体信用生命保険は希望により付加できます。
銀行の中ではリフォームローンが組める金額は少ないほうです。
またみずほ銀行で住宅ローンを組んでいる場合には、さらに優遇金利、融資金額を上げることができます。
- 実質年率:3.975%(変動金利)
- 融資金額:10万円以上500万円以内
- 返済期間:6ヵ月以上15年以内
- 申込資格:以下のすべての条件を満たす個人のお客さま
・お借入時の年齢が満20歳以上満66歳未満で、最終ご返済時年齢が満71歳未満の方
・勤続年数(自営の方は営業年数)2年以上の方
・前年度税込年収(個人事業主の方は申告所得)が 200 万円以上で安定かつ継続した収
入の見込める方
・保証会社の保証(オリコ)を受けられる方- 保証人の有無:不要
500万円のリフォーム代金を金利3.975%、120回払いで返済する場合
- 融資希望額:500万円
- 返済期間:120ヶ月(10年)
- ボーナス返済:なし
- 金利:3.975%
- 返済方法:元利均等返済
- 元金:500万円
- 利息:1,067,581円
- 総返済額:6,067,581円
2−2.三菱東京UFJ銀行
エコ・バリアフリーのリフォームの優遇金利があります。
また三菱東京UFJ銀行で住宅ローンを組んでいる場合には、さらに優遇金利があります。
また間取りの変更や、増築などの大規模リフォームなど1500万円以上かかるローン(住宅ローンとして)を有担保で組むことができます。
- 実質年率:2.875%(変動金利)
- 融資金額:50万円以上1000万円以内
- 返済期間:6ヵ月以上15年以内
- 申込資格:以下のすべての条件を満たす個人のお客さま
・年齢が申込時に満20歳以上、完済時に満70歳の誕生日まで
・勤続(営業)年数が1年以上
・前年度の税込年収(事業所得の方は申告所得)200万円以上
・保証会社の保証(ジャックス)を受けられる方- 保証人の有無:不要
1000万円のリフォーム代金を金利2.875%、180回払いで返済する場合
- 融資希望額:1000万円
- 返済期間:180ヶ月(15年)
- ボーナス返済:なし
- 金利:2.875%
- 返済方法:元利均等返済
- 元金:1000万円
- 利息:2,322,542円
- 総返済額:12,322,542円
2−3.単純に銀行ごとに金利比較
- みずほ銀行:3.975%~
- 三菱東京UFJ銀行:2.875%~
- りそな銀行:4.475%~
- 三井住友銀行:4.975%~
- イオン銀行:2.65%~
- 群馬銀行:3.725%
- 千葉銀行:2.7%~
- 横浜銀行:2.8%~
- 武蔵野銀行:4.875%
- 東京都民銀行:3.65%
2015年10月1時点の金利内容となります。変動金利かつ優遇金利を加味しない条件となります。
また融資内容や条件によって金利条件が銀行ごとに異なる場合がございます。
3.中古住宅を購入する場合
最近では、リフォーム済み物件でなく、手を付けられてない中古物件を購入して自分達でリフォームをする方が増えています。
中古住宅を現況のままで購入する場合には、リフォームの計画を事前にたてておく必要があります。
リフォーム内容、見積もり、契約関係の書類、図面などを確認した上で中古物件を買いましょう。
リフォーム代金の確保ができてないのに、リフォーム前の中古住宅を購入するのは危険です。
3−1.自己資金なしで住宅ローンを組む
現金はなるくべリフォーム費用に残しておいて、物件をフルローンで購入される方もいます。住宅ローンのほうが返済長く低金利で組めるメリットがあるからです。
ただし、保証人の有無や担保、また申込内容が良くない限り、フルローンを組むことは難しいです。
フルローンが組めるかどうかは不動産会社もしくは不動産業者売主に相談したほうが早いです。
3−2.物件価格にリフォーム代金を上乗せする
不動産業者が売主の場合には、物件価格にリフォーム代金の上乗せが相談しやすいです。
不動産業者はリフォーム会社や建築業者と付き合いがあることが多いので、売買契約とリフォーム契約を同時に話を勧められるからです。
但し、不動産業者と提携してるリフォーム会社で、リフォーム工事をしなければいけない条件付きとなることが多いです。
まとめ
リフォーム工事を行う場合にはリフォーム業者や不動産業者にローンの手配を行ってもらう必要があります。
また購入した物件の住宅ローンを利用してる銀行や、付き合いがある銀行があれば、リフォームローンの話がしやすくなることもあります。(優遇金利や融資条件など含めて)
コメント
コメントは停止中です。